物忘れ対策には脳を刺激する有酸素運動が効果的

 

物忘れ対策には脳を刺激する有酸素運動が効果的高齢化の進行にともなって、物忘れに悩む人が増えていますが、この対策には脳を刺激する有酸素運動が効果的であると言われています。今回は、ウォーキングやスイミング、サイクリングなどのエクササイズによって、記憶力が高まり、物が忘れにくくなると言われている背景などについて、ご説明します。

 

人間が記憶したり、新しい情報を頭の中に入れる場合、海馬と呼ばれる器官で一旦保管することになります。大切な情報については、その後、大脳皮質に保存されることになりますが、記憶力を高めたり、物を忘れないようにするためには、海馬を活性化することがポイントになります。

 

海馬を活性化する方法として、食事と運動があります。高たんぱくの食事をすることによって、海馬が活性化すると言われているため、物忘れに悩んでいる人の場合、食生活の改善も重要になってきます。

 

食事に加えて、ウオーキングやスイミング、サイクリングなどの有酸素運動を行うことによって、物忘れを防ぐことになると言われています。

 

特にウオーキングの場合、足の裏に適度な刺激が加わるため、脳全体の動きを活発化させる働きがあると考えられています。足の裏は第二の心臓とも呼ばれており、適度な刺激を与えることによって血流が活性化し、全身の血行を促進することにつながります。

 

この際、一人でウオーキングを行うよりも、家族や友人などの人たちと一緒に歩くことで、より頭の中をすっきりとすることができます。楽しく会話をしながらウオーキングすることによって、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量が増え、海馬がさらに活性化すると考えられているためです。

 

ウオーキングやスイミング、サイクリングなどの有酸素運動は、30分程度続けることによって効果が高まると考えられています。30分ずつでも良いため、毎日継続することがポイントになってきます。1年程度続けることで、脳への刺激が日常的に行われるようになり、物忘れの対策として効果を感じられる可能性が高まってきます。

 

有酸素運動を続けることによって、筋肉が鍛えられ、全身の血行が促進され、脳への血流が増えることになります。海馬への血流が増えることは、物忘れ対策につながるため、有酸素エクササイズは体にとっても、心にとっても有効であると言えます。

 

ウオーキングなどで日光に当たることにより、セロトニンが出るため、この点でもエクササイズは有効で物を忘れにくくしてくれます。